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よみがえる仙台城大手門の金具たち ー速報「梅津幸次郎コレクション」の再発見ー

展示・鑑賞

【期間:2024年7月20日(土)~2024年8月25日(日)】

日時2024年 7月 20日(土)〜8月25日(日)
9:00~19:00
場所青葉山公園 仙臺緑彩館 ライブラリー
内容◎史料の展示
 仙台城大手門の金具(数点)、生活道具、歴史刊行書籍

◎写真・パネルの展示
 仙台城大手門の全景、梅津幸次郎の肖像など

・同時展開
ライブラリーの一角にある文化財コーナーを、今回の展示に合わせ、「発見された大手門の痕跡」などに展示替えします。
関連・関連イベント
「古文書アーカイブ体験」

・同時開催
「仙臺歴塾トークイベント」
観覧無料
主催
お問合せ
主催=東北大学災害科学国際研究所
共催=歴史文化資料保全ネットワーク事業東北大学拠点
   青葉山エリアマネジメント
後援=仙台市教育委員会(予定)
協力=株式会社青葉環境保全 文化事業部
 
お問合せ先
|展示内容に関すること|
東北大学災害科学国際研究所 歴史文化遺産保全学分野
准教授 佐藤 大介
Tel. 022-752-2143 Mail. daisuke.sato.e2[@]tohoku.ac.jp
|イベントに関すること|
青葉山公園 仙臺緑彩館 Tel. 022-266-1651

 2023年秋、仙台市内の民家から3箱、16点の金具を発見。箱の一つには、1945年7月10日の仙台空襲で焼失した、旧国宝・仙台城大手門の金具であることが記されていました。現存する記録との照合により、これらの全てが、実際に仙台城大手門に使われていたものだと判明したのです。

 焼け跡から金具を回収したのは、仙台市の収集家だった故・梅津幸次郎(1903〜77)でした。河原町の有力な商家に生まれ、1920年代から50年代にかけて、仙台・宮城の歴史や文化に関わる古文書・書籍、書画など、約2万点の史料を収集していた人物です。それらが約70年ぶりに再発見され、金具も日の目を見ることになりました。

 今回の展示では、仙台城大手門金具の実物を展示するとともに、「梅津幸次郎コレクション」形成の背景、戦前の東北大学の学者たちとの交流、東日本大震災での被災文化財レスキューや東北大学での講義を通じた再発見のいきさつなどについて速報します。

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